Python逆引き：ファイル選択ダイアログを出したい

ファイル選択ダイアログを表示するには、Pythonの標準ライブラリであるtkinterを使用できる。
tkinterを使用すると、簡単にファイル選択ダイアログを表示し、ユーザーがファイルを選択を行える。

１ファイルを選択してパスを取得するコード

import tkinter as tk
from tkinter import filedialog

# Tkinterウィンドウの作成（非表示）
root = tk.Tk()
root.withdraw()

# ファイル選択ダイアログの表示
file_path = filedialog.askopenfilename()

# ユーザーが選択したファイルのパスを表示
print("選択されたファイル:", file_path)

このコードでは、tkinterのfiledialogモジュールを使用して、ファイル選択ダイアログを表示し、ユーザーがファイルを選択すると、選択されたファイルのパスが取得できる。
注意点として、Tk() ウィンドウは、ダイアログを表示するために必要だが、実際には表示されないように withdraw() メソッドを使用して非表示にしている。

複数ファイルを選択する

askopenfilenames()メソッドを使用すると、複数のファイルを選択できる。

import tkinter as tk
from tkinter import filedialog

# Tkinterウィンドウの作成（非表示）
root = tk.Tk()
root.withdraw()

# 複数のファイルを選択するファイル選択ダイアログの表示
file_paths = filedialog.askopenfilenames()

# ユーザーが選択したファイルのパスを表示
print("選択されたファイル:")
for file_path in file_paths:
    print(file_path)

askopenfilenames()メソッドは、選択された複数ファイルのパスをタプルを返してくれる。
選択された各ファイルのパスは、forループなどを使って個別に取得できる。